うすき赤猫まつり
毎年、「赤猫まつり」が臼杵市 福良天満宮、臼杵市中心市街地 にて開催されます。
こちらは2016年のポスター
「ウソ」みたいな「ホント」のまつり。「うすき赤猫まつり」であなたに福を。
臼杵には、カワイイ「あかねこ」たちが、
「わ」になっておどったり、
ちいさい赤猫ちゃんたちが
商店街を行列であるいていく
そんな、お祭りがあります。
そのカワイイ赤猫たちは、決して本物の猫では…
もちろんありません。
ちいさい子どもたちが、赤猫に仮装しています。
なんで、臼杵市で「赤猫」かというと…
それは臼杵には「赤猫根性」や「臼杵の赤猫」という言葉があり…
かわいい、かわいい赤猫ちゃん
…という意味ではなく
質素・倹約・勉励で財を成した、「臼杵の商人」のこと
をいう立派な感じの意味で使われる
…反面
頑固・ずる賢く、この狡猾な性癖が、猫の恩知らずで性悪な性向に似ていること
と、あまり良いイメージを持たない、汚い言葉だったりしますΣ(・∀・;)。
※諸説ありますが、少なくとも一般市民には、そのような汚いイメージで使われることの方が多かったです。
でも…
それは昔のおはなし。
現代の赤猫ちゃんたちは、
【招福】福を招く
【商福】商売繁昌
【笑福】笑う門には福来たる
と、三つの福をもたらすと言われるようになりました。
そして年1回、「うすき赤猫まつり」が、福良天満宮にて開催されます。
福良天満宮は、赤猫が祀られている
世にも珍しい「赤猫神社」
この場所で、かわいい赤猫ちゃんたちになった、小さな子どもたちが
一生懸命、踊りをおどったりして、
「福」まねきいれます。
ちょっとぎこちないかもしれない。
でもそれはご愛嬌。それも含めて、ただほっこり
そんなちょっと変わったお祭り、それが「うすき赤猫まつり」です。
少なくともわたしが見た限りでは
・ω・
臼杵の子どもたちが、あかねこの赤い衣装に、ネコ耳のある衣装をつけて、元気に踊る姿は、そこら辺のコスプレ娘になんかひけをとりません。
えー、ホントですとも。
ちなみに、臼杵のゆるキャラ「ほっとさん」が着ているのもコレも
この「赤猫」のことだったんだね。
※ほっとさんは…赤猫を着ていたほうがゆるく見えます
ということで、「うすき赤猫まつり」に是非一度、足を運んでみてください。
関連して色々なイベントをしているようですが、まずは
「あかねこ」ちゃんたちのの可愛らしさ
ここが一番のポイントだと思います。
大分県、どこを探しても(コスプレパーティ以外で)こんな、真面目なイベントはないと思います。多分他県でも見ないような…。
まじめだけど、どこかツッコミどころが多いこんなイベント。
ぜひ来てみてくださいね。
[originalsc]
臼杵の赤猫について(赤猫根性)について
「赤猫」という言葉は、日本の各地方でいろんな伝承はありますが、九州の大分県臼杵市に伝わる
大分県臼杵市に伝わる「赤猫」には、どういった意味が込められているのか?赤猫の由来と臼杵市の文化となった今をこちらの記事では紹介します。
赤猫まつりの様子(動画)
2016年
2015年
過去の赤猫まつりのレポート記事はこちらから
2015年赤猫まつり
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2014年赤猫まつり+臼杵市観光交流プラザオープン
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