臼杵市にある臼杵石仏公園では、
7月になると、早朝から、
緑色の大きな葉っぱの中に、大きな桃色の花、
蓮(はす)の花を見ることができます。
臼杵市では、この蓮の花が咲く時期にだけ食べることができる
「蓮料理」
があるのですが、さてさてどういった料理なのかな?
今回は、臼杵市で「蓮料理」を味わうことができる「石仏観光センター 郷膳 うさ味」さんに行ってきました。
もちろん、美味しくいただきに(*^^*)
[st_af id=”54997″]
【はじめての蓮料理】私が勘違いしていたイメージ
日々、臼杵市の情報を発信している「臼杵のえんどうさんち」ですが、
実は、今回
はじめて「蓮(はす)料理」
をいただきました。
蓮料理は以下のように説明されています。
蓮料理は、根、花、実、茎、葉、すべてを使った創作料理で地元産の旬のお野菜を中心に使い、毎年お料理に合わせ器から手作りしております。
郷膳うさ味の蓮料理は、
花と仏に癒やされた後は、目と舌で癒やされてもらいたい
そんな思いで作る五感で味わうお料理です。
この説明の通り、蓮と旬なお野菜の料理。
でも、
蓮料理の歴史が、約20年近くの歴史があるというのにもかかわらず
…すいません、私はじめてなんです。
ということで、
ファーストインプレッションも含め、今回、素直にレポートさせてもらいます。
まず、蓮料理のイメージと聞いて
蓮料理 = 精進料理
かな?っと思っていました。
言い方が悪いと「高貴な、お高い」イメージと勝手な言い分(^_^;)
でもそれは、実際に言って、テーブルに付くまでに
あ・・・これは違うな?
と感じました。
私が「うさ味」さんに行ったとき、たくさんの方が「蓮料理」を食べに来ていたのですが、それぞれの席でかなり会話が弾んでいるんですよね。
ところどころで、
「わぁ、かわいい」「すごい」
なんて言葉も入りつつ、女性の方などが楽しそうに会話をしていました。
そう雰囲気は、ゆったりくつろげる「カフェ」といった感じですね。
あ、私が考えてたのとぜんぜん違う。
こうなると、でてくる料理も楽しみになっちゃいました。
※もちろん全く「精進料理」ではないです。すいません。
※動画はこちらから
【疑問】美味しい料理は、目や舌で楽しむ…ってホント?
この「蓮料理」は、蓮や、旬なお野菜の料理と共に、
シンプルでかわいい臼杵の陶磁器「臼杵焼」を、ふんだんに使っています。
毎年お料理に合わせ器から手作りされているので、さすがですね。
蓮料理の写真などをみても、とても素敵です。
でも、
よく、このような料理は
「目で楽しむ。舌で楽しむ」
と定番のように言われますよね。あるあるです。
でも今回、私が一番驚いたのは、
私が考えていた「目で楽しむ。舌で楽しむ」が全然違ったこと。
実際に、
蓮料理が、私のテーブルに出てきて、そして食べてみて、
…
……
あぁ、すごい、会話も弾むはずです。すごい!
という感想をもちました。
それでは今回は、蓮料理を食べてみて、私が、素直に感動したことを紹介します。
【目で楽しむ】彩りだけではない。本当の驚きとわくわく。
私の中では
「目で楽しむ」=「彩りを楽しむ」
ぐらいに考えていて、とくに意識しないだろうなぁ。
っと感じていたのですが、まぁ、一品目ぐらいからびっくりしました。
「彩りを楽しむ」どころじゃなかったです(^_^;)。
本当に、この料理
「なんだろうこれは!?これ?」
と、ひと目見ただけじゃわからないんです。
すごく丁寧に料理の説明をしていただけますが、話を聞いていても「えっ?」ってなってしまいます。
「え?すごい!かわいい!」
「え?そんなお野菜があるの??」
と、お皿から口に運ぶまでも楽しめる料理が、次々とでてくるのです。
これは、
まるで子ども心をくすぐるような楽しさ
そのものなんですね。本当に楽しい!
目で楽しむってこういうことなんだ!
とちょっと興奮してしまいました。
【舌で楽しむ】蓮料理を食べて、驚かされる不思議
蓮料理はコース料理です。
蓮のお茶、前菜からはじまり、メインやデザートと続いていきます。
これらの料理は、出汁の一部を除き、
全てお野菜
となっています。
ですが、食べていて、ふと忘れてしまうんです。
「あ、そういえばこれってお野菜だったなぁ」
って。嘘のようなホントの話。
お野菜って、「薄味でヘルシー」というイメージがあるのですが、
この蓮料理は
野菜の自然の風味が溢れ出ていて、味がしっかりしている。
という、野菜の味を100%引き出したのか?というぐらいおいしかったです。
だから、ほんとに
「あれ?今、野菜を食べてたいたのかな?」
って思ってしまい、舌が楽しくなってしまいました。
これは表現が難しいので、実際に食べてもらいたいのですが、
私個人の感想としては男の人でも楽しめるかなとおもいます。
[originalsc]
【蓮料理を食べる】あなたは誰と食べに来ますか?
今回、私が蓮料理を頂いた感想として
- カフェみたいな、ゆったりした雰囲気
- 【目で楽しむ】本当の驚きとわくわく
- 【舌で楽しむ】食べて驚かされる不思議
という、ふつうのレビューで誰も書かないようなポイントを紹介させていただきました。
では、
どんな人が蓮料理を食べに来るのかな?
というのは気になるところですよね。
実際に聞いてみると、
「お母さんと娘さん」
というがとても多いそうです。
ここに来る前の「高貴なイメージ」の印象なら
「なぜ?」
って思ってしまいますが、これは「郷膳うさ味」さんで「蓮料理」を食べて、納得しました。
一度感じた感動を、やっぱり共有したい。
そして、蓮料理はお肉などを使わない「野菜」メインなので、なおさら女性の人はうれしいですよね。
また、それに加え、雰囲気もゆったりしていて、食後に蓮の花も楽しめる。
この「蓮料理」を含めた空間自体一つのプランですよね
おそらく
一度、蓮料理を食べに来た人は、
お母さんに、娘さんに、また友達などに紹介したくなると思います。
一緒に蓮料理を食べて、感動を共有して、おしゃべりして…素敵だとおもいませんか?
美味しかった!だけじゃ伝わらない!「蓮料理」
今回は、蓮料理のレポートを紹介しました。
蓮料理を食べる前、事前に食べたことがある人からは、
- 美味しかった
- すごかった!かわいかった!
という感想をいただいてたのですが、
やっぱり、それだけでは全く伝わらないですね。
ここまで、「食べる前」と「食べた後」のイメージが変わったのも久しぶりです。
蓮料理は、2019年は8/16(金)まで、「石仏観光センター 郷膳うさ味」でいただくことができます。
ぜひ、7-8月の旬な時期に足を運んで、自分の目や舌で楽しんでほしいです。
予約が必要なので、必ず電話にてご予約をよろしくおねがいします。
※火曜は蓮料理お休み
[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”” fontweight=”” bgcolor=”#7CB342″ color=”#fff” margin=”0 0 20px 0″]『蓮料理』要予約[/st-minihukidashi]
¥3780(税込)
(※予約は電話受付のみ、ご予約が重複することがございますのでSNS・mail・FAXでの受付は出来ません)
お昼のみ(2部制)
【1部】11:00〜
【2部】13:00〜
石仏観光センター・郷膳うさ味
臼杵市深田833-5
TEL:0972‐65-3333
※蓮料理は、「郷膳うさ味」の2階のテーブル席でした。
お食事後、蓮料理の感想を書くと、蓮の花のポストカードなどをもれなく貰えます。
蓮まつりについて
また、7月は「蓮まつり」も開催されます。
蓮料理を楽しんだ後は、少し石仏公園を歩いてみて「蓮の花」も楽しんでくださいね。