2019年の臼杵祇園まつり、
初日「曳出」の事故により、お祭り事態は自粛・神事のみおこなわれました。
亡くなれた方に、心よりご冥福をお祈りします。
「臼杵のえんどうさんち」としての対応は、
自粛ムードのなか動ける人間は限られており、自分にできること、臼杵市民として毎年の如く「臼杵祇園まつり」の撮影を行いました(曳出の映像はありません)。
一部サイト・記事で「臼杵祇園まつり中止」というのを見かけましたが、今年は「神事のみ」の開催となりました。勝手にいろいろ書かれるのもなんか嫌ですね。
今年の「渡御」「中祇園」「還御」のレポートを少しですが、動画・写真とともにお送りしたいと思います。
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臼杵祇園まつり:渡御(おわたり)
今年の臼杵祇園まつりは、「神事」「御神幸(行列)」のみ開催。山車はありません。
臼杵祇園まつりは、
寛永20年(西暦1643年)、稲葉藩第4代藩主・信通(のぶみち)公が、現在の海添地区に御旅所(神輿みこしを一時的に置く場所)を建て、
神輿1基と鳥毛槍50本を寄付し、御神幸(神様の魂が宿っているとして神社などに祀まつる神聖な物体を、お祭りの時に神社から他の場所へ移すこと)を行った
のが始まりと伝えられています。
※祭りが毎年行われるようになったのは承応元年(西暦1652年)から
「渡御(おわたり)」は八坂神社から海添のお旅所までの御神幸(ごしんこう)をなります。
例年よりも見に来ている方は少なかったですが、御神幸は滞りなくおこなわれました。
御神幸の様子は、以下の動画にまとめています。
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臼杵祇園まつり:中祇園(なかぎおん)
「渡御(おわたり)」のあと、御旅所では「還御(おかえり)」の日まで毎晩、神楽などがおこなわれています。
中祇園は、臼杵祇園まつり開催中の中日におこなわれます。
といっても、
行く人にとっては、ちょっとした「夏祭り」に行く感覚ですね。
少しですが、出店もあってくじなどもありました。
雰囲気だけでも動画でご覧ください。
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臼杵祇園まつり:還御(おかえり)
臼杵祇園まつり最終日「還御(おかえり)」
還御(おかえり)は、御旅所から八坂神社まで戻る「御神幸(行列)」です。
台風が接近していたこともあり、今年は生憎の雨となってしまいました。
「御神幸のときは雨が降らない」
といわれるぐらい、臼杵祇園まつりのときは雨が振らないのですが、今年はふってしまいました。
雨が降っていましたが、お槍振りなどはおこなわれていましたので、ホント「がんばれー」って思いながら、応援しながら撮影していました。
流石に、子どもたちが長い竿の先に赤と白の布をつけて風になびかせて歩く「御吹抜 (おんふきぬき)」はなかったですが、八坂神社まで御神幸がつづき、無事に到着しました。
ちなみに、雨はふりましたが、ときより晴れ間になったりするのは、やっぱりすごいなぁと関心してしまいました。
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まとめ
2019年のレポートは、簡単ではありますが以上で閉めさせていただきます。
来年の開催はまだどの様になるのかはわかりませんが、どのような形になっても、えんどうさんちは応援していきたいとおもいます。
「臼杵祇園まつり」のあるきかた
大分県臼杵市では、夏になると「臼杵祇園まつり」が開催されます。
”コンコンチキリン”のお囃子の音は、臼杵の夏のはじまり。
そんな臼杵祇園祭について、こちらの記事では、見どころや過去のレポートまとめています。