海や山に囲まれ、のどかで安心して暮せる町、臼杵市。
でも、元気なときに「大丈夫!!」と言えることも、体調によっては言えなくなる事があるかもしれません。
そんな不安を解消してくれるのは「医療」なのですが、
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- 臼杵市ではどんな取り組み・サービスがあるのかな?
- 住んでいる人は安心して病院にいけるのかな?
- 移住するなら気をつけることはあるかな?
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など、「健康」については、自分でもよくわからないことが多いので意外と悩みは尽きないもの。
今回は「臼杵市の医療」についての取り組みや、えんどうさんちが感じていることなどをご紹介をします。
【医療について】臼杵市の特徴とサービス
臼杵は、小さな町なので自然などの環境はとても良く、病院・医療については比較的、必要最低限の環境となっています。
また、臼杵市から病院数が多い大分市などへアクセスしやすいので、交通面を理解できれば自分の望む医療を選択しやすいです。
さらに臼杵市には、臼杵市地域医療・介護・保険情報連携システム「うすき石仏ねっと」というものがあります。
この「うすき石仏ねっと」は医療・介護・保険情報を一元管理しており、異なる病院間、また病院・介護施設間の情報がスムーズに共有されます。この情報連携は個人がうける医療・介護等のしっかりとした土台となるので今後もっとも期待されるサービスです。
[st-kaiwa3]この「うすき石仏ねっと」に対応した病院は市内外に増えています。[/st-kaiwa3]
臼杵市の医療の特徴や、臼杵で利用できるサービスなどをご紹介します。
臼杵市地域医療・介護・保険情報連携システム「うすき石仏ねっと」
「うすき石仏ねっと」は、ICTを利用し病院、診療所、歯科、調剤、訪問看護ステーション、介護施設、消防署、行政間で市民の健康、病気、調剤、健診データ等の情報を共有を実現した医療・福祉サービスです。市民の加入率は50%を超え、情報共有施設は市内施設の90%を超えています。
個人の参加医療機関の受診時の状況や治療歴の情報、予防接種の情報や、処方薬などの情報を各病院や施設などで共有できるため、「うすき石仏ねっと」に参加しているどの病院・施設にかかっても個人の医療・介護情報が参照できるワンストップのサービスを実現しています。
※うすき石仏ねっとは申し込みが必要です。
参照
臼杵市版電子母子手帳アプリ「ちあほっと」
母子手帳アプリ「母子モ」を元にした臼杵市版電子母子手帳アプリ「ちあほっと」は、紙の「母子健康手帳」を補完する便利なサービスです。
スマートフォン・タブレット端末・PCに対応しており、妊産婦と子どもの健康データの記録・管理や予防接種のスケジュール管理、出産・育児に関するアドバイスの提供など、子育てを助けてくれる便利な機能が充実しています
さらに「うすき石仏ねっと」に加入すると、臼杵市が管理する予防接種情報や乳幼児健診結果(身長、体重など)は母子手帳アプリに自動で記録されるため、入力の手間も軽減されます。
【里帰り出産】小児科・産婦人科について
臼杵市には小児科・産婦人科もあるので、里帰り出産も安心です。
産婦人科は臼杵市に1軒「さくら産婦人科医院」があり、大通り沿いで高速道路ICの近くなので交通アクセスも便利です。
また、西松屋やスーパーなどもすぐ近くにあるのでいざというときでも安心して通院できます。
また小児科について、病気の時こども園などに預けられない場合などに対応していくれる病児保育室「とんぼ」があります。
帰るときには、その日の様子の写真をくれるサービスもあるようです。
緊急時の対応など
休日や夜間(18時~22時)の急病患者の為に、市内(臼杵地域)の病院や診療所が交代で診察しています。
22時以降の急変事案は、119番(消防署)にて対応しています(臼杵市のページを参照)。
大分県内の医療機関(病院・診療所・歯科診療所・助産所)・薬局の情報や、休日や夜間の当番医に関する情報は「おおいた医療情報 ほっとネット」から確認することができます。
終身医療・終活について
臼杵市の中では終活について取り組んでいる方々もいます。
絵本「かめのぼんちゃん」の発行や、仏壇屋「山本鳳凰堂」でのセミナーや、葬祭場でのイベント「冥土カフェ」など、時々、ユニークな終活についてのセミナーも開催されています。
【PR】「臼杵のえんどうさんち」で掲載している移住実体験ブログ他に、大分県臼杵市移住定住・就職支援サイト「うすき暮らしナビ」では、「移住後アンケート」などで、移住後の就職についてや、実際に臼杵市に移住された方の生の声を紹介しています。他にも移住者の体験談も読むことができます。
【環境と医療】臼杵に住んでわかる病院との付き合い方
えんどうさんちも娘さんは、臼杵の産婦人科で出産しましたが、とても安心して出産できたと思います。
また、「えんどうさんち」では主だって小児科にお世話になっておりますが、うちの立地条件上、大分市のほうが近いので小児科は大分市(大在)の方へ行っています。また娘さんが「中耳炎(真珠腫)」になったとき、大分大学病院に行きましたがこちらの病院でも「うすき石仏ねっと」がつかえました。
予防接種についても、「うすき石仏ねっと」があるので、「何を受けて何を受けていないのか?」などが自分で管理しなくて良いので助かります。
また臼杵市には「子ども医療費助成制度」もあり、0歳から小学校入学前は自己負担なし、小・中学生は通院500円/日(一医療機関ごと、月に4回まで。5回目からは自己負担金なし)もありとても助かっています。
臼杵市には一通りの病院はそろっていますが、現状レビューサイトなどは残念ながら情報不足なので、知り合いの口コミや家族で相談しつつ
[st-kaiwa2]「どこの病院がいいのかな?」[/st-kaiwa2]
というのを市内外を含めて決めています。
ただ、えんどうさんちのじぃじやばぁばは、歳をとって持病などがあります。
そういう場合は、紹介状を書いてもらい定期的に大分市中心部などの病院に行くしかないのが現状のようです。
そう考えると、自分たちが歳をとったとき移動手段などの不安も少し残りますが、子育て世帯には住みやすい場所だとは思います。
臼杵市の交通手段や現状などについてはこちらの記事で紹介をしています。
※感染症の自治体の対応について
個人的な感想にはなりますが、臼杵市でも新型コロナが数件確認されることがあり、その際の自治体の動きは敏速です。
他の自治体とは違い、学校の休校についての決断の速さなど子供を持つ親としてはすごく安心できる対応でした。
【移住者と医療】臼杵に住むために確認したいポイント
移住者が気になるポイントとしては、
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- 医療に関する自治体の制度
- 地域の医療サービス
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というものがありますが、
[st-kaiwa3]自分・家族が病気のときに行ける病院、アクセスしやすい病院があるのかな?[/st-kaiwa3]
というのが、やはり一番のポイントになるのではないかなと思います。
臼杵市は一通り病院はありますが、数が多いわけではありません。また、住む場所によっては病院まで行くのに時間がかかる場合もあります。
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- 持病を持っている人(重病の場合は特に)
- 夜間に対応が必要な場合
- すぐに対応できる病院が必要
- 自分に合ったベストな医療を選択したい
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という人は、移住の担当者に相談したりよく調べたり上で、移住を決めた方が後々生活をする上で困らないのかもしれません。
【医療と安心】住みやすい環境で「自分で選択する」意識
今回は臼杵市の医療について、また住んでいて日々感じている部分を紹介しました。
生活をしていて、歳を重ねると否応なしに身体の悪い部分もでてきます。
また、ふとした怪我や急な発熱などの場合は、安心してすぐ行ける「かかりつけ医」があると良いですよね。
臼杵の医療については必ずしも充実しているとは言えないかもしれませんが、体の健康ことは自分でもわからないので、毎年行っている健康診断たり、市が開催している健康についてのイベントなどを利用しつつ、自分の体調管理をしたり、ライフスタイルを探していくのもよいかもしれません。
また、その上で「うすき石仏ねっと」などの後ろ盾は、とても良いサービスと言えるのではないでしょうか?
たとえ楽しい生活でも、体調を崩してしまうと生活が一変してしまいます。
小さい町では、病院に任せたままで「セカンドオピニオン」という意識も少ないので、
この町で生活するのであれば、
[st-kaiwa2]「ある程度は自分で体調管理をして、自分で病院選びなどをする」[/st-kaiwa2]
という意識を持ったほうがよいのかな、と「えんどうさんち」は日々考えています。