臼杵市の子どもたちは、「臼杵っこ」と言われ、自然に囲まれた環境ですくすくのびのび育っています。
でも実際に臼杵市では
[st-square-checkbox bgcolor=”” bordercolor=”” fontweight=”” borderwidth=”3″]
- 学校でどのようなことを学んでいるのかな?
- 学校以外にはどのような教育環境があるのかな?
- この町が、子どもたちに教えてくれることは何かな?
[/st-square-checkbox]
というのは、親として体験してみないとなかなかわからないことが多いです。
今回は、臼杵市の子どもの教育環境についてご紹介をします。
【小学生など】子どもの教育環境について
臼杵市には小学校が13校あります(臼杵市:入園・入学)。
場所によっては、子供の数が少なく閉校・合併した小学校もあります。
公共機関を使った登下校などなく基本は徒歩ですが、閉校した小学校の地区の子供など遠方の場合は、用意されたタクシーでの通学などもあります。
学校の人数ですが、学校によっては全校生徒400人ぐらいところもありますが、一学年に数人しかいない全校生徒が約20人ぐらいの学校などもあるので、移住する際はどのような教育環境を求めるかは予めチェックしておいたほうが良いかもしれません(小学校については、特別な理由があれば校区外の小学校へ行くこともできます。)。
学校での生活については、一般的に学校で行われている授業の他に
[st-square-checkbox bgcolor=”” bordercolor=”” fontweight=”” borderwidth=”3″]
- 読み聞かせに力を入れている
- 授業で地元・臼杵市の歴史・社会などを習う
- 課外活動で地元について調べる・体験する
- 給食には地元の郷土料理や臼杵せんべいなどの地元の銘菓が出る
[/st-square-checkbox]
などがあります。
地元の企業を、ただ見学するだけでなく、有機農法で育てている「ほんまもん野菜」を作っている畑に行き収穫体験・農泊体験をしたり、臼杵の銘菓「臼杵せんべい」を作る「後藤製菓」に行き、実際にせんべい作り体験をする学校もあります。
学校によってはさまざまな特徴はあるとは思いますが、親から見ても地元の文化を大切にしていると感じています。
では、その他に学校以外にはどのような教育環境があるのでしょうか?
【PR】「臼杵のえんどうさんち」で掲載している移住実体験ブログ他に、大分県臼杵市移住定住・就職支援サイト「うすき暮らしナビ」では、「移住後アンケート」などで、移住後の就職についてや、実際に臼杵市に移住された方の生の声を紹介しています。他にも移住者の体験談も読むことができます。
【学校以外の教育環境】地域が子供を育む環境
学校などの教育機関以外にも、臼杵市の教育環境について紹介します。
放課後児童クラブ
放課後児童クラブは、お仕事などの理由で昼間、親が家にいない家庭に対し、小学校の授業終了後や長期休みに、子どもたちに適切な遊びや生活の場を提供してくれる場所です。児童クラブは、それぞれの小学校の近辺にあり価格も月々3000円前後で通わせることができます。
[st-kaiwa2]低学年のうちは、下校時の心配や家に誰もいない時も多かったので預けておくと安心でした。[/st-kaiwa2]
この児童クラブは、ただ「預ける」というだけでなく、その施設によっては
[st-square-checkbox bgcolor=”” bordercolor=”” fontweight=”” borderwidth=”3″]
- 宿題を見てもらえる
- 地域のボランティア活動(駅の掃除など)
- 工作や料理教室
- 地域の人と一緒にイベント
[/st-square-checkbox]
を行っているところもあり、子どもたちも楽しく学ぶことができます。
荘田平五郎記念こども図書館
荘田平五郎記念こども図書館は、臼杵市立図書館に隣接しており、絵本など小さい子どもたちが楽しんで学ぶことができる本がたくさんある図書館です。
この荘田平五郎子ども図書館は、三菱財閥の大番頭として明治の日本経済の発展に大きな貢献を果たした臼杵市出身の偉人・荘田平五郎さんが1918年に寄贈した大正時代の図書館が、時を超えて平成15年4月1日に臼杵図書館付属の「こども図書館」として再生しました。
[st-kaiwa2]東京海上火災保険、明治生命保険、キリンビールなどを設立したのもこの人![/st-kaiwa2]
現在では、読書のまちづくりに一役買っており、毎月「読み聞かせ」教室なども開催されています。
臼杵市では、現在「本が大好き、臼杵大好き“臼杵っこ”を育てよう」をスローガンに「読書のまちづくり」をめざして、「臼杵にしかできない、臼杵だからできる」読書活動の推進に取り組んでいます。
臼杵市の図書館には図書司書が常におり、たくさんの本に触れる環境や、読み聞かせを推進することにより、小さい頃からたくさんの学びを得られるまちなかの中心部となっています。
[st-kaiwa2]でも、ホントのところ気軽に行って、沢山の本に触れることができる環境は親にとっては本当にありがたい。[/st-kaiwa2]
その他、習い事や検定など
習い事・教室
臼杵市にも、あまり多くはないですが塾や習い事があります。
野球やサッカーなどは人気ですが、最近は「陸上」や「ラグビー」などの習いごとが人気のようです
また、同じ習い事でも、「臼杵市ならでは」の変わったものもあります。
臼杵山内流遊泳教室
夏休みになると、中津浦を海辺を利用して臼杵山内流(古式泳法)を教えてくれる教室が開催されます。
※臼杵市に伝わる日本泳法の流派です。
臼杵っこ検定・臼杵っこガイド
毎年、臼杵の歴史を知り、臼杵を好きになる臼杵っ子を育てる「臼杵っこ検定」が実施さています。
臼杵っこ検定で上級合格した希望者は、臼杵石仏でガイド活動をおこなう「臼杵っこガイド」になるチャンスもあります。
イベントについて
臼杵のイベントに参加するのも、教育の一つです。
臼杵市には伝統文化や、自然環境にふれることのできるイベントが盛り沢山です。
自然環境
臼杵市は海や山に囲まれた町なので、自然環境もたくさんあります。
「普段の生活で自然と触れあえる」というのは、実はとても贅沢な環境でもあります。
上記に説明したような、教育環境にいろいろな良いポイントはありますが、えんどうさんちとしては、この自然環境が実は一番のポイントなのかなーっと思ったりします。
【習い事で思うこと】「子供がしたいこと」と「日常生活」の悩み
ここでは教育環境や「習い事」について、私が思っていることを書きます。
上記にも少し書きましたが、臼杵市で行われている「習い事」は少し種類が少ないです。
もちろん、習わせたい!子どもに行かせてみたい!という教室もありますが、必ずしも「子供の興味」と一致するとは限らないです。
例えば、うちの子どもが「バレーがしたい!」と思っていても、その教室は市内にはありません。
もちろん時間をかけて市外などに行くという手もありますが、そこまで余裕がないのが実情です。
臼杵市で生活をする上で、もし親が習い事を色々させたいと思っているのなら
[st-kaiwa2]「習い事」は、ある程度折り合いをつけて行かないといけないかなー[/st-kaiwa2]
というのはあります。
えんどうさんちの場合は、この「習い事」の部分について半分諦めました。
それよりも「自然環境」と「体験」そして「IT」という部分に重きをおいて、子育て・生活をするようにしています。
おかげで個性的な趣味を持った息子さんになってきているような気もします(良くも悪くも)。
でも、今でも時折、子どもの態度を見て「習い事をさせたほうが良いのでは?」と思ったりするときもあります。
もちろん、その案も捨てきれないですが、今はまだ子どもが好きなことを体験させたいかなと考えています。
私の場合、親として生きる術を教えるのも大切だけど、親にできるのは「活きる環境を用意する」ことしかできないかなと思っています。
子育てに正解はないので、まだまだ親の悩みは続きそうですけどね(^_^;)
【臼杵の教育環境】環境から学ぶ。いろいろ体験できる町
今回は臼杵市の教育環境について紹介をしてみました。
臼杵市は自然が多い町です。そんな中に学校や放課後児童クラブなどがあり、日々の生活で様々なことを学んでいきます。
そして臼杵市は田舎です。都会と比べると自然以外、何もないかもしれません。
情報技術(IT)だって遅れているし、ひょっとしたら物足りない部分も多々あります。
でも、
[st-kaiwa2]なにもないからこそ白紙であり、そこからはなんだってできるんだ[/st-kaiwa2]
と私は思っています。
ただ「待つ」のではなくまずは、親から・子どもから・自分から動いていくには最適の「はじまりのまち」だと私は考えます。