大分県にある臼杵市
まず、この「臼」という漢字、「白(しろ)」ではありません。
臼(うす)と杵(きね)
と書いて臼杵市です。
で、なんで臼と杵なんだろう??
そして、臼杵の「読み方」は何なんでしょうか?
九州の片隅にあるこの町、
名前からわかる、【臼杵】の読み方と由来を今回が紹介します。
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【読み方・由来】臼と杵と書いて?「臼杵(うすき)」とよみます。
大分県にある「臼杵市」
この「臼(うす)」と「杵(きね)」は、
”臼杵”と書いて、読み方は「うすき」です。
臼杵市の稲田という地区にある、
「臼塚古墳」の前に立っている「石で作られた武人の像(石甲)」が、「臼(うす)」と「杵(きね)」に似ており、昔から地元では
「うすきね様」
呼ばれて親しまれていたことで
「うすき」
という読み方の地名ができたと言われてます。
「臼塚古墳」は、今から1500年位前の古墳時代中期頃に作られた、全長87mと市内では一番大きい古墳です。
※大分県臼杵市って、どこにあるの?
どんなところなの?という人はこちらの記事でざっとまとめて紹介をしています。
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【読み方・由来】臼杵神社・臼塚古墳(臼杵市稲田)
大分県臼杵市大字稲田にあります。
民家が並ぶ細い道沿いで駐車場はないので、近くの公民館に止めるか、熊崎駅から徒歩で行きます。
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【読み方・由来】臼杵の様々な名称?城下町、石仏の里、ほかにも。
城下町 うすき
臼杵の街中は、臼杵城を中心に武家屋敷やお寺など、迷路のように入り組んだ城下町です。
石仏の里 うすき
臼杵市には、国宝でもある「臼杵石仏(まがいぶつ)」もあるので、「石仏の里」とも称されることもありますね。
大分県臼杵市には、多くの石仏(磨崖仏)が現存しています。
そのため、「臼杵市」は「石仏の里 うすき」という名前で呼ばれることもあります。
深田地区にある古園石仏群などを含む「臼杵石仏」は有名ですが、実は他にも石仏(磨崖仏)があります。
有機の里 うすき
うすき夢堆肥などで完熟堆肥で土づくりをおこなった元気な畑の農産物「ほんまもん農産物」。臼杵市は、化学肥料、化学合成農薬を使わずに栽培された、安全・安心、そして美味しい農産物を推進するために付けられた名称です。
数年たった今では「ほんまもん農産物」も浸透していっており、「ほんまもんの里」ということもあります。ほんまもん農産物は「ひゃくすた」でも購入することができます。
う♥
臼杵市が2018年から行っている大規模なRRプロジェクト「う♡(すき)プロジェクト」の名称。
臼杵駅にも「う♥駅」となるなど、インスタグラム映えなどSNSをターゲットに若者にもっと臼杵を知ってもらいたいという思惑がある。
なぞの町 うすき
北海道のローカルテレビ局で放送された「水曜どうでしょう」の「サイコロの旅1」で登場した名称。DVDや地方局で放送されたので「大泉洋」ファンには、認知されてます。
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まとめ:時代に合わせた「うすき」の変化
今回は「うすき」の読み方、名称、そして名称にまつわるお話を書きました。
臼杵の人たちは、キャッチフレーズというものがうまいので、まさしく
「名は体をあらわす」
という、物が多いですね。
また、臼杵市の由来についてですが、
「臼杵神社」もし臼杵市に住んでいて近所であれば、一度は行ってみるとよいとおもいます。場所が場所なだけに、なかなか行きづらいですが
「市民なら一度は見ておきたいもの」
の一つではないでしょうか?
よろしければ、ぜひおでかけください。
【臼杵の伝承】臼杵の赤猫について(赤猫根性)について
「赤猫」という言葉は、日本の各地方でいろんな伝承はありますが、九州の大分県臼杵市に伝わる 大分県臼杵市に伝わる「赤猫」には、どういった意味が込められているのか?赤猫の由来と臼杵市の文化となった今をこちらの記事では紹介します。